-世界観-
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フルール大陸の特色は食料および食文化。
和食もあれば洋食も中華もモンスター食も全世界全ての料理が存在する節操のない食文化です。
地域によって主食も違っていますが基本的にパンか米が主食です。
また、緑の豊かさも特色の一つです。
大陸の70%が植物と木々の緑豊かな大陸は、生えている物が他大陸固有のモノからありえない形の形状や生態のばかり。
虹色に輝く花や歌う草、巨大な木の実や燃える木等々ある日突然大樹が生える場合もあります。人々は自然と共存しています。
=地域について=
ホワイトの暮らす田舎町フォイユは農業の盛んな場所。
四方を森で囲まれており、首都ペタルへの通過点としてそれなりに栄えている。
ゲイシュナー含めたガティーナ家がある首都ペタルはフルール大陸唯一の大都市であり、中心部。
王都なだけあり、貿易も盛んでとても豊かな場所。平民はもちろん貴族も多く暮らしている。
ペタル国王は争いを好まず、少しでも目立った事(謀反の兆し)をチラつかせると粛清をする…と噂される。
しかし、平和な国を作れているので愚王ではない。
フルール大陸は巨大であり、果てを見た者はいない。
"世界の果て"を目指す事は星を掴むようなもので、大抵の者は冗談か狂っているかと嗤う。
果てを気にする者も考える者もいない。
=職業について=
騎士団エクレール
ペタル国の王に忠誠を誓う気高い騎士。高い品格品性心身の強さを持ち合わせた選ばれし者達。
所属するだけで名誉であり、人々の憧れとなる。
王の為に命を捧げ、人々の平穏を糧とし、「雷」のように敵を屠り、全てを「護る」
数十年前から騎士団長は空席。ゲイシュナーさんがかつて所属
処理大臣(およびガティーナ家について)
フルールの首都ペタル国の王の側近にして大臣。
代々「王の邪魔なモノを処理する任」をしているのが王の遠縁に当たる『ガティーナ一族』
ペタル国内でも指折りの名家であり、貴族の家系であります。
一族の当主のみが「大臣」として王の側近となる。
仕事としては「王の邪魔なモノを処理する」なので城の掃除だろうが背中の痒みだろうが、目障りな敵国だろうが全てを「処理」している。「処理」の方法は多種多様、行う本人によって違っている。
例えば「アイツをどうにかしろ」という命令の場合。前任のガルトフリートさんは相手がなんと言おうが「処分(殺す)」
現在任を任せられているゲルムントさんの場合は「話し合い」→「口説き落とす」→「王に忠誠を誓わせ、味方にする」→「駄目なら処分」
あくまで「処刑人」ではないので社会的に殺す場合もあれば、精神的に殺す場合もあり、はたまた単純に泣かせるだけ、という方法もある。
どの方法にするかは、その「処理大臣」次第。方法によっては奴隷商人や宗教家、暗部等も使う場合がある。裏の知り合いも結構多い
ここまでならばそこまで特殊な一族でもないがガティーナ家の本領はその情報量。ガティーナ家の屋敷には古今東西、異世界から天界魔界果ては死者の国の事まで網羅した「文献」が収められた書庫が存在している。個人の事まで書かれたそれは今も何故か増え続けている
この文献は一族以外の人間が読む事が出来ず、触れようとした者はその場で自然発火し灰になる。
また悪用しようとした一族の者も灰になる。
処理大臣はこの情報文献を交渉に大いに役立て、各国の上層部に恐れられ疎まれてきた。敵も多い。